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裏千家茶道に入門された方で、お点前の種類の多さに驚いている方も多いのではないでしょうか?
茶道はそもそもお点前を覚えることが全てではないし、体で覚えることを目標としています。
しかしそうは言っても、お点前を覚えてはじめてお客様に心を配るゆとりも、楽しむゆとりも出てきます。
記憶の定着を無駄なく効果的に行うにはちょっとしたコツがあります。
ポイントとなるのは復習するタイミングです。
「記憶の定着」の研究から、最も効果的な復習タイミングは
その日の夜→次の日→3日後→1週間後→2週間後→1ヶ月後だと言われています。
復習しなければ1ヶ月後にほぼ忘れる
ヘルマンエビングハウスというドイツの心理学者によると、
・復習しなければ、1ヶ月後にほぼ忘れる
・24時間以内に復習すれば、10分の復習で100%の記憶に戻る。
という研究結果が出ています。
記憶の定着を狙うなら
その日の夜→次の日→3日後→1週間後→2週間後→1ヶ月後のペースで復習するのが効果的です。
茶道を週一でお稽古する場合にも応用できそうですね。
茶道の場合はとにかく基本を!
お稽古では割り稽古、平点前など基本から入りますが、とにかく基本をしっかり身に付けておくことが大事です。
先に進むほどに基本がしっかりしている事の重要さを実感します。
稽古とは 一より習い 十を知り 十よりかえる 元のその一
〜利休道歌〜
と利休居士の言葉にあるように
学べば学ぶほど、基本に立ち返ることで新しい学びがあり、相手を思いやる心も磨かれます。
常に基本に立ち帰ることで、「体が自然に動く」ようにもなってきます。
道中を楽しむ
入門したての時、お稽古始めたばかりの時はお点前習得が果てしない道のりに思えます。
30年続けた今も、私にとっては果てしない道のりのままで
自分が長い道のりの入り口にしかいないことは否定できません。
それでも、今自分が教わっていることを出来る限り吸収して、今日のお稽古を楽しんで継続していれば、季節が巡って一年後に同じお点前をした時に何かしら感じ入るものがあり、
忘れていても、その間に耕されていくものがあるように思います。
茶道にとって「継続」はとても大きな力を発揮します。
まとめ
- 記憶の定着に最善な復習タイミングは
その日の夜→次の日→3日後→1週間後→2週間後→1ヶ月後 - 茶道において「継続」が発揮する力は偉大。
今日もありがとうございました!
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